LINE UP 2014年以前

マルコ・ベロッキオ特集

2014年以前

鮮烈なデビューから現在まで、イタリアの光と影を切り取ってきた巨匠による名作たちが甦る。
日本初公開を含む、珠玉の5作品を一挙上映!

ベルナルド・ベルトルッチと共に現代イタリア映画を牽引してきた巨匠マルコ・ベロッキオ。
映画史に燦然と輝く名作『ポケットの中の握り拳』で衝撃的な監督デビューを果たした彼は、現在に至るまで常に社会に刺激を与える問題作を創り続けてきた。イタリア国内はもちろん世界中の映画人から注目を集めてきたベロッキオ監督のデビュー50周年を前に、貴重な作品群を集めた特集上映が、遂に実現!日本では知る人ぞ知る傑作であった『ポケット~』が30年ぶりにスクリーンに甦る他、マルチェロ・マストロヤンニを主演に迎え、アストル・ピアソラが音楽を担当しイタリアの名作戯曲を映画化した本邦初公開作『エンリコ四世』など、巨匠ベロッキオによる珠玉の名作5作品を一挙上映!

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【上映作品】
『ポケットの中の握り拳』〔1965年|モノクロ|ビスタ|108分〕
『エンリコ4世』〔1984年|カラー|ビスタ|95分〕※日本初公開
『肉体の悪魔』〔1986年|カラー|ビスタ|115分〕
『愛の勝利を ムッソリーニを愛した女』〔2009年|カラー|ビスタ|128分〕
『眠れる美女』〔2012年|カラー|シネスコ|115分〕

  
 

©2009Rai Cinema-Offside-Celluloid Dreamas/©2012 Cattleya Srl – Babe Films SAS


ボリス・バルネット特集

2014年以前

あの興奮が遂にかえってくる!
ゴダール、リヴェット、ミハルコフ―伝説の監督たちが心から愛してやまない旧ソビエトの巨匠ボリス・バルネットの傑作たちを一挙上映!

映画が誰にとっても唯一の娯楽だった黄金時代。サイレントからトーキーまでを生き、ラブロマンス、サスペンス、悲劇、コメディとあらゆるジャンルの映画を手がけた娯楽映画の天才―ボリス・バルネット。共産主義時代のソビエトでバルネットによって生み出されたハリウッド映画さながらの作品たちは、90年代に日本で初めて紹介され、以来、観客の心を掴んでやまない。映画のデジタル化が進む今だからこそ観たい、何年たっても真新しくキラキラとした、映画の興奮と楽しさを教えてくれるバルネットの愛すべき作品たちが、遂にかえってきた!!

【上映作品】
帽子箱を持った少女 1927年/68分/サイレント/白黒
青い青い海 1935年/71分/トーキー/白黒
国境の町 1933年/96分/トーキー/白黒
レスラーと道化師 1957年/100分/トーキー/カラー
騎手物語 1940年/96分/トーキー/白黒

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シネマ・ノーヴォ特集上映

2014年以前

これを観ずに映画は語れない!

1960年代フランスでヌーベル・ヴァーグ(新しい波)が起こった時、同じくブラジルでも反ハリウッドを特徴とする映画愛好家たちのムーブメントが一世を風靡した。ブラジルのシネマ・ノーヴォの名匠ネルソン・ペレイラ、グアウベル・ローシャ、ジョアキン・ペドロ・アンドラーデなどの作品を一挙公開!

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夫婦間戦争

監督・脚本:ジョアキン・ペドロ・デ・アンドラーデ
原作:ダウトン・トレヴィザン
撮影:ペドロ・デ・モラエス
音楽:イアン・ゲスト
出演:クリスティーナ・アシェー、リマ・ドゥアルチ、イタラー・ナンディ、カルロス・グレゴリオ
【原題:Guerra conjugal/1975年/88分】

リオ40度

監督・原作・脚本:ネルソン・ペレイラ・ドス・サントス
撮影:エリオ・シルヴァ
出演:ジェゼ・ヴァラダン グラウセ・ローシャ ロベルト・バタリン
【原題:Rio, 40 Graus /1956年/100分】

乾いた人生

監督・脚本:ネルソン・ペレイラ・ドス・サントス
原作:グラシリアーノ・ラモス
撮影:ジョゼ・ローサ  ルイス・カルロス・バレット
製作:エルベルト・リッシャー
出演:アッチラ・イオリオ マリア・リベイロ オルランド・マセード
【原題:Vidas Secas /1963年/105分】

切られた首

監督・原案・脚本:グラウベル・ローシャ
撮影:ハイメ・デウ・カサス
美術:ファビアン・プレイグセルペル
音楽:スペインの民謡
【原題:Cabeças Cortadas/ 1970年/94分】


ヴィターリー・カネフスキー特集上映

2014年以前

★映画の奇跡、再び―

54歳にして監督デビューを飾り、僅か3本の伝説的な映画を残し、私たちの前から消えたヴィターリー・カネフスキー。衝撃のデビュー作でカンヌ国際映画祭/カメラドール賞を受賞した「動くな、死ね、甦れ」が、誕生から20年の時を経て再びスクリーンに甦る。また、続編の「ひとりで生きる」(カンヌ国際映画祭/審査員賞受賞)、更に映画出演後、全く別の人生を歩むことになった主演2人のその後を追った貴重なドキュメンタリー映画「ぼくら20世紀の子供たち」も同時上映!!

『動くな、死ね、甦れ!』はかけねなしの傑作であり、
これを見逃すことは生涯の損失につながるだろう
蓮實 重彦[映画評論家]

動くな、死ね、甦れ!

★1990年カンヌ国際映画祭カメラ・ドール受賞 
★1990年フランダース映画祭グランプリ

『大人は判ってくれない』『小さな恋のメロディ』を超える傑作
第二次大戦直後のロシア。収容所地帯と化した小さな炭鉱町に生きる少年ワレルカと少女ガリーヤは共に12歳。スケートの盗難事件、学校のトイレにばら撒いたイースト菌事件、機関車の転覆など、ワレルカの引き起こす無垢な、しかし、やってはならない悪戯は、母親への反発と相まって次第にエスカレートしていく。そんな彼の前に、守護天使のように現れては、危機を救ってくれるガリーヤ。二人に芽生えた淡い想いは次第に呼応していくが、やがて運命はとんでもない方向へ転じていくのだった・・・。自身の少年時代の記憶を映画化した衝撃作!

監督・脚本 ヴィターリー・カネフスキー 
出演:パーヴェル・ナザーロフ、ディナーラ・ドルカーロワ、エレーナ・ポポワ

【1989年/ソビエト/モノクロ/109分 】

ひとりで生きる

★1992年カンヌ国際映画祭審査員賞受賞

『動くな、死ね、甦れ!』から2年、世界が待ち望んだ奇跡の続編
15歳となったワレルカは、少年期に別れを告げようとしていたが、大人たちの世界はますます悲劇的な様相を呈し、ワレルカにとって唯一、ガリーヤの妹ワーリャと一緒にいる時だけが心落ち着くのだった。そんな中、ある事件をきっかけに学校を退学になったワレルカは、ワーリャの思いをよそに、ひとりで町を出る。一方、残されたワーリャは、返事の来ないワレルカへの手紙を送り続け・・・。大人へと成長していく少年少女たちの鮮烈な感情が見事にスクリーン上で花開!

監督・脚本:ヴィターリー・カネフスキー 
出演:パーヴェル・ナザーロフ、ディナーラ・ドルカーロワ、エレーナ・ポポワ

【1991年/フランス・ロシア合作/カラー/97分 】

ぼくら20世紀の子供たち

★1994年ベルリン国際映画祭フォーラム部門正式出品作品

ストリートキッズたちを同じ目線で捉えた、57歳の少年によるドキュメンタリー
国際的な評価を得たカネフスキーが次にカメラを向けたのは、都市に巣くうストリートキッズたち。窃盗、強奪、売春、そして殺人・・・残忍性をエスカレートさせていく子供たちの裏側に傷つきやすい感受性を見るカネフスキー。やがてカメラは、思わぬ場所でワレルカの面影を残したパーヴェルの姿を捉える。そして、かつて少年少女だったパーヴェルとディナーラの再会。映画出演後、全く異なる人生を歩み成長していった二人の再会は、21世紀を生きる子供たちへの微かな希望となって、見るものの心に染み入る。

監督:ヴィターリー・カネフスキー 
出演:パーヴェル・ナザーロフ、ディナーラ・ドルカ-ロワ

【1993年/フランス/カラー/84分 】